そんな“意外なもの”でSNS映えを狙った取り組みは、大阪市道頓堀にもある。太陽の塔に、たこ焼き。壁に描かれたのはストリートアートの数々。大阪市では、かつて「落書き」とされた“ストリートアート”を観光資源として活用している。
島津直生さん「大阪は近年、観光客が年々増加していて、世界中の方が訪れることを背景に、ノンバーバル(非言語)なアートで、世界中の方々が楽しんでいただければと」
描くのは、関西を中心に世界でも活躍しているアーティストたち。茶色い目隠しパネルで殺風景だった壁を、鮮やかなアートで埋め尽くし、新たな“にぎわい”を作ろうとしている。
「個性が出てて良いと思います」「(道頓堀の)活気になると思いますね」
現在13枚のアート作品が描かれ、最終的には最大で35枚まで増える予定。ホタテの貝殻やストリートアートなど“意外なもの”を使った取り組み。今後、広がりをみせるのだろうか。